2022年03月11日
こんばんは。ディライト奈良の西本です。
先月(2月)の第四月曜日、お客様から教えていただいたツーリングスポット、
三重県志摩市の安乗埼まで行ってきました。
高見峠を越えて飯高、多気、サニーロードで海まで出て、志摩市そして安乗埼へ。
峠では所々残雪がみられる厳しい寒さでしたが、道路自体は全く問題なく走れる状態でした。
「道の駅飯高」に隣接する写真の建物の左端は、「たい焼きわらしべ」です。
この日は美味しい昼食を予定していたので、たい焼きは見送りました。
その昼食は、志摩市阿児町鵜方の「炭火焼うなぎ東山物産」で、うなぎ丼(並)。
炭火でじっくり焼かれたうなぎは、
表面は香ばしく中はほわほわで柔らか。
幸せなひとときでした。
お腹を満たしたところで、さらに東へ20分程走り、安乗埼へ。
目指すは灯台ではなく、お芋スイーツのカフェ、「きんこ芋工房 上田商店」です。
高見峠を越えるときは非常に寒かったのですが、志摩市に入るころにはかなり暖かく、写真のきんこ芋パフェも美味しくいただきました。
店内はとてもおしゃれで、お客様も若いカップルが2,3組。
私は”違和感”という空間に囲まれていました。
時間の都合で、安乗埼灯台に登るのは次回のお楽しみに。
この季節、日が暮れると急激に寒くなるので、早目に帰路に就くことにしました。
帰りもまた「道の駅 飯高」で休憩。
3月3日のひなまつりを控え、館内は華やかに飾りつけられていました。
結局、天理に戻ったころには辺りはしっかり暗くなっていましたが、
その日走った道は状態もよく、食事も美味しかったので、さほど疲れを感じさせない一日でした。
炭火焼うなぎ 東山物産
三重県志摩市阿児町鵜方4032
きんこ芋工房 上田商店
三重県志摩市阿児町安乗794-1
安乗埼灯台
三重県志摩市阿児町安乗795
道の駅 飯高
三重県松阪市飯高町宮前177
2022年02月07日
こんばんは。ディライト奈良の西本です。
今回のタイトルを見て、皆さん何を想像されたでしょう?
もし、こんなネーミングの浜辺があったら行きたくなりませんか?
実際、大阪南部の海岸に「ときめきビーチ」「ピチピチビーチ」があります。
2/1の火曜日、以前から気になっていたこのビーチに行ってきました❕
京奈和道岩出根来ICから府道63号線を北上し、双子池北交差点を左折、府道204号線、752号線と進み、淡輪口交差点を右折すると、ときめきビーチの看板が迎えてくれます。
そのまま海の方へ進むと、ときめきビーチに到着します。
海水浴シーズンなら有料の駐車場も、シーズンオフは無料。
砂浜のそばにMULTIを停めて、目の前に広がる大阪湾を眺めていました。
真冬の平日の昼間の海岸は、当然のことながら数えるほどの人しかいません。
しっかり整備されたビーチはゴミもなく、管理が行き届いていることが感じ取れました。
夏はときめきで溢れかえるんだろうなぁと想像しながらピチピチビーチの場所を地図で確認すると、このまま海岸沿いを北上すればよさそうなので、そうすることにしました。
そしてたどり着いたピチピチビーチ。
シーズンオフの浜辺、当然ここも人影はほとんどなく、ピチピチの景色は想像するしかありませんでした。
ときめきビーチとピチピチビーチ、この2つの浜辺は「せんなん里海公園」に隣接している大阪府南端の海岸です。
真冬でも、天候が良ければの~んびりとした心地いい時間を過ごすことができますょ。
ピチピチビーチの看板に見送られながら再び府道752号線に戻り、次はマーブルビーチを目指して北上することにしました。
マーブルビーチも「泉南」と「りんくう」の2か所あり、写真は関空連絡橋に近い「りんくうマーブルビーチ」です。
停まっていたNew MONSTERのオーナーさんと、少し話をしてから記念撮影。
他にも数台バイクが停まっていて、若いライダーさん達が賑やかにしていました。
その後も大阪臨海線を北上していると、おいしいものがありそうな食堂を発見。
朝から菓子パン一つしか食べてなかったので、速攻で食事をとることにしました。
そこは「こたや」という飲食店。
なんで「こ・た・や」?と思ったので店員さんに尋ねました。
店長さんの息子さんのお名前が「小太郎」君で、そこからきているとのこと。
子供想いの店長さんの家族を想う人柄を想像させる店名です。
その日は「特大穴子の天ぷら丼」をいただきました。
写真のとおり、穴子が丼からはみ出すほど大きくてビックリ!
歯ごたえも”ふわふわ”という表現が近いくらい柔らかで、美味しかったです。
このお店のメニューは、どれも写真映えを意識しているような盛り付けで、他のものも食べてみたいと思わずにはいられませんでした。
帰りは国道170号線を北上し、国道25号線で奈良県へ。
日が暮れてから初めての道を走るのは緊張しましたが、満腹で眠くなるのを防ぐことができたので丁度よかったです。
せんなん里海公園
大阪府泉南郡岬町淡輪地先
りんくうマーブルビーチ
大阪府泉佐野市りんくう往来北
こたや
大阪府泉佐野市新浜町3
2022年01月27日
こんばんは、ディライト奈良の西本です。
1/25(火)の定休日も、来月開催予定の極寒ツーリングの下見を兼ねて
伊勢志摩方面を走ってきました。
名阪国道を東へ走り、伊勢自動車道を伊勢志摩方面へ。
玉城ICで一般道へ戻り、「サニーロード」と呼ばれる県道169号線を南下して海沿いを走る国道260号線に合流、英虞湾周辺のスポットをいくつか回りました。
そのなかで今回皆様にご案内するのは、大王埼灯台がある大王町です。
灯台頂上の展望階へ。
写真の遠州灘から視界を右に移すと、目の前には熊野灘が広がる雄大な景色。
そんな空間を独り占め。
平日のソロツーならではの贅沢です。
灯台に併設されている灯台資料展示室を見学後、受付の方に周辺の見どころを教えていただき、海沿いを北へ歩いて「波切神社(なきりじんじゃ)」へ向かいました。
♪生きてく術を~ 恵んでくれる~
遠州灘はぁ~ おいらの海よぉ~♪
風が吹き、白波が立つ風景は演歌の世界。
そんなことを考えながら、ひとり神社へ歩みを進めます。
この階段を登ると波切神社があります。
昨年の夏まで、境内に2センチほどのハート型の陶器が撒かれていたようです。
詳しくはこちら⇒♥波切神社で「ハート」を探そう!
もちろん探してみましたが、残念、見つかりませんでした。
次のスポットへ行く途中、波切漁港の海産物店に立ち寄りいわしの干物を購入。
試食させていただきながら、ご主人さまに美味しい食べ方など色々教えてもらいました。
帰宅後の一杯が、格別なものになりました。
ご主人さま、ありがとうございました。
また行きます!
大王町内を走る途中で見つけた面白いバス停。
内側の壁や天井にも魚たちの泳ぐ姿が描かれていて、まるで水族館にいるようでした。
帰ってから調べてみると、大王町は「絵かきの町」と呼ばれているとのこと。
大王埼灯台のまわりの壁にも楽しい絵が描かれていて、町内全体がそういう空気なんだと納得しました。
ツーリングを重ねる度、次は何処へいこうかと楽しみになってきます。
このブログは、そんなツーリングのほんの一部。
皆様も、ぜひ現地に足を運んでみてください。
きっと、次のツーリングが楽しみになってきますょ!
2月28日(月)は、ディライトの恒例イベント「極寒ツーリング」。
詳細は現在検討中です。
皆様と一緒に走るひとときを楽しみにしています。
大王埼灯台
三重県志摩市大王町波切字城山
波切神社
三重県志摩市大王町波切1番地
海産物専門店 魚武
三重県志摩市大王町波切155-2
絵かきの町 大王町
三重県志摩市大王町波切
2022年01月19日
こんばんは。ディライト奈良の西本です。
・・・(その1)の続きです。
大原橋のところまでもどり、未舗装路を約1km南下、
再び舗装路になる高円山コースに入ってすぐのところに、
「春日山石窟仏」への案内板があります。
ここから先は車両では進めない道なので、歩いていきます。
金網張りの中を覗くと、その中に「春日山石窟仏」がありました。
建物は、石窟仏の風化やイタズラを防ぐためものなのでしょうか。
随分傷んでいるように見受けられました。
誰がどんな目的で、またはどんな思いでこの場所に仏様を彫ったのか、
何とも不思議な石窟仏です。
案内板に「首切地蔵」という怖~い名前のお地蔵様が示されていたので、
そこへも行くことに。
しかし、これが随分歩かなければいけないことになりました。
まだ明るい日中とは言え、誰もいない山の中で分岐点をいくつも通り、歩みを進めることだけを考えていると帰り道がわからなくなるのではと不安を感じはじめ、奈良市内で遭難してしまうのでは・・・。
今回は諦めてまだ出直そうかなぁと思い始めたとき、視界のなかにそれらしきものを発見しました❕
ここでまた疑問が。
「荒木又右衛門」はためし斬りとはいえなぜお地蔵様の首を斬ったのか?
帰ってから調べてみましたが、答えは見つかりませんでした。
それはあくまで伝説で、硬い石をスパッと斬るくらい荒木又右衛門の剣術が非凡だったということなのでしょう。
奈良と柳生を結ぶ昔の幹線道沿いにこのお地蔵様は安置されていて、道中の安全を祈願されていたことがうかがわれます。
ここから一旦ドライブウェイに戻り、つぎは「地獄谷石窟仏」へと向かいました。
ドライブウェイを500ḿほど南へ走ると、左側に「地獄谷石窟仏」の案内板があります。
そこにMULTIを停め、再び山林の奥へと独りで歩いて向かいました。
案内板には600mとありましたが、1000m以上はあるように遠く感じました。
日陰には雪が残っている寒~い山道の奥に、その仏様はありました。
ここも「春日山石窟仏」と同じく鳥小屋のような建物で覆われていて、金網越しに石仏を拝むことができます。
ここでも、なぜ<地獄谷>と呼ばれるところで仏様を彫ったのか、そもそもなぜここが<地獄谷>という恐ろしい名称で呼ばれるようになったのか、疑問は尽きません。
そうこうしているうちに、陽が傾き始めました。
こんな山中で日が暮れ真っ暗になると、ホンマに遭難してしまいそうです。
空想はほどほどにして、駐車場に戻り、ドライブウェイを南下しました。
高円山コース後半には、奈良盆地を見渡せる展望所がいくつかります。
この日は雲が広がる重い冬空でしたが、オレンジ色の空がわずかに見えるところでちょっと休憩し、ゲートが閉まる前にドライブウェイを後にしました。
今回のソロツー、MULTIで走っている時間より孤独を痛感しながら歩いている時間のほうが圧倒的に長かったです。
たまには、こういうツーリングも良しとしましょう。
《終わり》
2022年01月09日
こんばんは。ディライト奈良の西本です。
年末年始、皆様はどのように過ごされましたか?
私はいつもの休日と同様に、ソロツーリングを堪能してしまいました。
元日は、午前中に用事を済ませて午後からお出掛け。
数十年前に一度走っただけの、「奈良奥山ドライブウェイ」を走ってきました。
このドライブウェイは、北から順に
大仏殿北側から若草山までの「新若草山コース」、
世界遺産の春日山原始林の中を進む「奈良奥山コース」、
多くの万葉歌に詠まれた高円山を越える「高円山コース」の
3コースが連なる有料道路です。
「奈良奥山コース」は未舗装で南向きの一方通行。
全コースを縦断するには、「新若草山コース」7.4km⇒「奈良奥山コース」13.0km⇒
「高円山コース」10.6kmと進みます。
国道369号線の焼門前交差点を案内板通りに東へ進むと
ドライブウェイ入り口になります。
この先に料金所があり、走るコースを申告して料金を支払います。
3コース合計で二輪車は1,480円、通過するだけなら高く感じますが
沿線の景色と見所をしっかり堪能できれば相応の料金と思います。
若草山駐車場にバイクを停め、山頂付近を散策しました。
夕暮れに訪れると、奈良盆地の夜景を見ることができます。
若草山から先は南向き一方通行の未舗装路になります。
この先は世界遺産、春日山原始林の中を走ります。
観光バスも通るところなので道幅も広く、未舗装でも非常に走りやすいところでした。
ただハイキングルートでもあるので歩行者には十分な配慮が必要です。
コースの中ほどにある大原橋を左に入り、
その先の駐車場から歩いて約100m下ったところに
「鶯の滝」があります。
真冬の寒さと相まって、辺りは凜とした空気が漂っています。
誰もいない山中、孤独をひしひしと感じました。
「鶯の滝」から駐車場へ戻り、反対側の林へ延びる階段を登ると
「興福寺別院歓喜天」があります。
本殿建物は災害により崩壊、撤去されていました。
現在は鐘楼や鳥居などを残すのみの状態です。
「歓喜天」へ向う途中、林の中に「白竜神社」があります。
詳しい由緒はわかりませんが、それもまた魅力に思えました。
(その2)へ続く・・・。