2022年01月09日
こんばんは。ディライト奈良の西本です。
年末年始、皆様はどのように過ごされましたか?
私はいつもの休日と同様に、ソロツーリングを堪能してしまいました。
元日は、午前中に用事を済ませて午後からお出掛け。
数十年前に一度走っただけの、「奈良奥山ドライブウェイ」を走ってきました。
このドライブウェイは、北から順に
大仏殿北側から若草山までの「新若草山コース」、
世界遺産の春日山原始林の中を進む「奈良奥山コース」、
多くの万葉歌に詠まれた高円山を越える「高円山コース」の
3コースが連なる有料道路です。
「奈良奥山コース」は未舗装で南向きの一方通行。
全コースを縦断するには、「新若草山コース」7.4km⇒「奈良奥山コース」13.0km⇒
「高円山コース」10.6kmと進みます。
国道369号線の焼門前交差点を案内板通りに東へ進むと
ドライブウェイ入り口になります。
この先に料金所があり、走るコースを申告して料金を支払います。
3コース合計で二輪車は1,480円、通過するだけなら高く感じますが
沿線の景色と見所をしっかり堪能できれば相応の料金と思います。
若草山駐車場にバイクを停め、山頂付近を散策しました。
夕暮れに訪れると、奈良盆地の夜景を見ることができます。
若草山から先は南向き一方通行の未舗装路になります。
この先は世界遺産、春日山原始林の中を走ります。
観光バスも通るところなので道幅も広く、未舗装でも非常に走りやすいところでした。
ただハイキングルートでもあるので歩行者には十分な配慮が必要です。
コースの中ほどにある大原橋を左に入り、
その先の駐車場から歩いて約100m下ったところに
「鶯の滝」があります。
真冬の寒さと相まって、辺りは凜とした空気が漂っています。
誰もいない山中、孤独をひしひしと感じました。
「鶯の滝」から駐車場へ戻り、反対側の林へ延びる階段を登ると
「興福寺別院歓喜天」があります。
本殿建物は災害により崩壊、撤去されていました。
現在は鐘楼や鳥居などを残すのみの状態です。
「歓喜天」へ向う途中、林の中に「白竜神社」があります。
詳しい由緒はわかりませんが、それもまた魅力に思えました。
(その2)へ続く・・・。