2019年09月08日
こんばんは。ディライト奈良の西本です。
マイナーチェンジされた2019年のMULTISTRADA950、特にS バージョンは実際に使える、非常に便利な電装品が新たに装備され、かなりお得なモデルになりました。
単なる豪華装備の上級バージョンではなく、豊かな走りを体感させてくれる、そんな内容の充実装備です。
一番大きな変更点は、ドゥカティ・スカイフック・サスペンション(DDS)EVOが備わったこと。
これは、『バネ上』と『バネ下』のセンサーでサスペンションの動きを常に読取り、伸び側/縮み側両方の減衰力を自動的に継続して調整し、バイクの姿勢を安定させようとするものです。
例えば、熱気球から吊り下げられたゴンドラを想像してみて下さい。
熱気球は上下以外にも、前後・左右に動きますよね。
吊り下げられたゴンドラも前後・左右に動きますが、決して地上の凹凸に合せてガタガタ揺れ動くことはありません。
空中をゆったりと、安定した動きをします。
DDSも、それと同じイメージです。だから、「スカイフック」とネーミングされています。
ヘッドライトはコーナリングライト付きのフルLEDとなり、コーナリングする方向をしっかりと照らしてくれます。
それはボッシュ製6軸慣性測定ユニットが車体の姿勢を常に感知してくれているおかげで、コーナリングABS(コーナリング中でもABSが作動します。)機能にも影響しています。
充実した電装を確実にセットアップできるよう、左右のスイッチも変更されています。
しかもバックライト付きで、夜間走行を演出してくれます。
(右スイッチにグリップヒーターのマークがあります。スイッチは標準装備ですが、ヒーター自体はオプション設定です。)
そして、アップ/ダウン双方で作動するドゥカティ・クイック・シフト(DQS)。
元々は、サーキットのコース上で加減速を効率よく行う為に生み出された装置ですが、これがロング・ツーリングにはうってつけです。
長時間のライディングで、クラッチ操作は何百回となるでしょう。
単純に「グー」「パー」を繰返すだけでも疲れてくるのに、クラッチレバーの重さがそれに加わると、左手の疲れは相応のものになります。
DQSが備わるとクラッチ操作の回数は激減しますから、特にロング・ツーリングでは恩恵を感じられるハズです。
他にも、オートクルーズ・コントロールやオートキャンセル式ウインカーなど、まだまだ多くの変更点が2019年モデルにはあります。
これだけ多くの変更点があるにもかかわらず、2018年モデルのREDと2019年モデルのS・REDとの価格差は、たったの212,036円(税抜)です。当然、これはお買得です!
あと、カタログやパソコン画面で伝わりにくいのが、カラーリングです。
カタログ表記では「グロッシー・グレイ」、艶ありの灰色となっていますが、実際には、艶はもちろんありますが、灰色というよりは、パールホワイトと表記するほうがいいような感じのカラーです。
これは、実車確認を強くおススメします。まさに「百聞は一見に如かず」です。
ぜひ、ご自身の眼でお確かめ下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
まだまだお伝えしたいところがありますので、続きはディライト各店で。
2019年09月08日
Piacere.
ドゥカティ東名名古屋の根岸です。
明日9日は、ディライト主催の走行会であるフォトショットランニングを開催します。
場所は岡山国際サーキット!
全日本ロードレースや、四輪レースではスーパーGTなども開催される本格派のサーキットです。
サーキットデビューの方もベテランの方も、(安全第一で)思いっきりスポーツライディングを楽しみましょう!
では、明日はチョー早起きしないといけないので、もう寝ます!
最後までお読みいただきありがとうございました!
Arrivederci.