2019年11月08日
以前にもブログで紹介いたしましたが、
「コアガード」にはジレンマがつきものです。
「冷却効果」
と
「保護効果」
保護効果を高めようとするとメッシュが細かくなり、
ラジエターに風が当たる面積が狭くなってしまいます。
結果、冷却効率を下げてしまいます。
想像できますよね。
特に
真夏の過酷な条件では、水温が1度違うだけでもマシンに大きな影響を与えかねません。
我々が考えた結果、
- 守るべき部分をしっかり守る
- 風を通す部分の妨げを減らす。
という基本的な課題にぶつかりました。
シンプルなデザイン
ラジエターコアの構造は、
左右に渡って水が通るライン「チューブ」と、
放熱する波状の「フィン」、
から構成されています。
ラジエターの働きは、
チューブの中にエンジンにて熱せられた水を通し、
チューブの熱をフィンが放熱するという仕組みです。
すなわち、
一番守りたいところは「チューブ」です。
ここが破損してしまうと水が漏れ、走行不能に陥ります。
チューブをしっかり保護し、フィンに風が当たりやすくすると、
このようなシンプルなデザインとなりました。
写真を見ていただきますと、
チューブが菱形の格子によって保護されているため、見えなくなっています。
見えているのはフィンのみ。
これが冷却効率と保護の両立です。
DIAVEL1260/DIAVEL1260S用
ラジエターコアガード
品番 DEP208
価格 20000円(税別)
詳細ページ
https://www.delight-suzuka.co.jp/products_detail/435/