2023年02月17日
こんにちは。ディライト奈良の西本です。
立春も過ぎ、梅の開花がちらほらと聞こえてくる季節になりましたが、
日によって、特に朝晩はまだまだ冷え込みが厳しいときもありますね。
そんな環境でも快適にツーリングを楽しむことができる装備が、
MULTISTRADA V4に備わっている[ヒーテッドシート]です。
左スイッチの”ジョイスティック”の上下で「Heated seat」を選択し、一回押します。
次にoffおよびLow/Highの選択を、同じく”ジョイスティック”で行い、
左に長押しすると設定作業が完了します。
パッセンジャーシートにもヒーター機能が備わっていて、パッセンジャーご自身でスイッチ操作が可能になっています。
パッセンジャーシート前方面のシーソースイッチで操作し、中央がOff、(I)がレベルLow、(II)がレベルHighになります。
ライダーだけでなく、パッセンジャーへの優しさも備わったMULTISTRADA V4。
二人で出掛ければ、楽しさも2倍になりますょ。
2/17現在、MULTISTRADA V4Sの中古車をディライト奈良にて展示しております。
ヒーテッドシートを体感して頂けるように準備しております。
皆様のご来店を、お待ちしております。
※タイプにより装備に違いがあります。詳しくはお尋ねください。
2023年01月15日
こんばんは。ディライト奈良の西本です。
今日は真冬とは思えない温かさとなり、バイク乗り(特に大排気量車)にとっては
ラッキーな冬の休日だったのではないかと思います。
皆様、どこかお出かけになられましたか?
さぁ、いよいよ2023年のサーキット走行会のお知らせです。
岡山国際サーキットにて開催の「フォトショットランニング」。
一発目は3月20日(月)です。
春休みのお子様といっしょに、
峠で知り合った仲間といっしょに、
大切なパートナーといっしょに、
サーキットで一日楽しく過ごしてみませんか?
参加受付はまだ始めていませんが、
皆様には日程の確保をお願いしたいので、
まずはお伝えしました。
(受付スタートはHPおよびFBでお知らせ致します。)
今しばらくお待ちください。
※岡山国際サーキット走行会「フォトショットランニング」について
2022年04月11日
その五平餅屋さん、行ってみるとシャッターが下りてました。
冬の間休業されていて4月から営業されるのは知っていましたが、火曜日が定休日というのは知らず、美味しい五平餅は残念ながらGETできませんでした。
ちなみに、宇陀のこの地に昔から五平餅があるわけではなく、お店を営まれているご夫婦の奥様が岐阜のご出身ということで、五平餅を始められたとのことです。
気を取り直して、次は宇陀川の桜並木へと向かいました。
途中に有名な大宇陀本郷の「又兵衛桜」があるので、寄り道を。
「又兵衛桜」周辺は観光客がかなり多く、駐車場も満杯でした。
遠くからではありましたが見事なシダレザクラが見られたので、本来の目的地である宇陀川の桜並木へと走りました。
実は、昨年もここの桜並木を楽しみました。
(そのときの様子はコチラ。)
その時は夕方でしたがとてもきれいで、次は昼間に見てみたいと思い、この日、五平餅を食べながら桜を眺める予定でした。
残念ながら五平餅無しのお花見でしたが、堤防の若緑と桜の淡桃の組み合わせがとてもきれいで、
三色だんごを連想してしまいました。
ぼんやり眺めていると、やっぱり夕方の景色を見たくなってきました。
日没まではまだまだ時間があったので、しばらくプチ放浪を。
月ヶ瀬~高山ダム周辺を走りながら、
思いつきで近くの喫茶店「カフェセブン」に立ち寄ってみました。
し・か・し ❕
「カフェセブン」も定休日。
なかなかの確率でお休みの店に遭遇してしまいます。
ここで自らの空腹に気づいてしまい、2kmほど北にある「道の駅みなみやましろ村」へ向かいました。
道の駅も場所によっては火曜定休のところがありますが、
「道の駅みなみやましろ村」は営業していました。
施設内の「村風土食堂つちのうぶ」で、茶どころならではのメニュー”村そば定食”をいただきました。
蕎麦の色はしっかり抹茶色ですが味は蕎麦(あたりまえですが)なので、不思議な感じの食事でした。
ここから、再度宇陀川の桜並木に向かいました。
17時過ぎ、宇陀川に到着。
仔犬を連れた方が散歩されているだけで人影はほとんどなく、今年もこの綺麗な桜並木を
ほぼ独り占めすることができました。
18時になり行燈が点灯。
昼間とはまた違う華やかさでした。
何度も写真を撮ってみましたが、スマートフォンのカメラではなかなかこの綺麗さを写し撮ることができません。
実際に見る桜並木は、もっともっと綺麗です。
桜の花は散り始めているかもしれませんが、しばらくは「はないかだ(散った花びらが水面に浮かびながら流れていく様子)」を楽しむことができるはずです。
行燈だけのさり気ない演出が、素朴な風情を引き立ててくれる宇陀川の桜並木。
来年こそは、五平餅を食べながら楽しもうと思います。
宇陀川桜並木
大宇陀五津~大宇陀平尾
道の駅みなみやましろ村
〒619-1411
京都府相楽郡南山城村北大河原殿田102
TEL:0743-93-1392
2022年01月19日
こんばんは。ディライト奈良の西本です。
・・・(その1)の続きです。
大原橋のところまでもどり、未舗装路を約1km南下、
再び舗装路になる高円山コースに入ってすぐのところに、
「春日山石窟仏」への案内板があります。
ここから先は車両では進めない道なので、歩いていきます。
金網張りの中を覗くと、その中に「春日山石窟仏」がありました。
建物は、石窟仏の風化やイタズラを防ぐためものなのでしょうか。
随分傷んでいるように見受けられました。
誰がどんな目的で、またはどんな思いでこの場所に仏様を彫ったのか、
何とも不思議な石窟仏です。
案内板に「首切地蔵」という怖~い名前のお地蔵様が示されていたので、
そこへも行くことに。
しかし、これが随分歩かなければいけないことになりました。
まだ明るい日中とは言え、誰もいない山の中で分岐点をいくつも通り、歩みを進めることだけを考えていると帰り道がわからなくなるのではと不安を感じはじめ、奈良市内で遭難してしまうのでは・・・。
今回は諦めてまだ出直そうかなぁと思い始めたとき、視界のなかにそれらしきものを発見しました❕
ここでまた疑問が。
「荒木又右衛門」はためし斬りとはいえなぜお地蔵様の首を斬ったのか?
帰ってから調べてみましたが、答えは見つかりませんでした。
それはあくまで伝説で、硬い石をスパッと斬るくらい荒木又右衛門の剣術が非凡だったということなのでしょう。
奈良と柳生を結ぶ昔の幹線道沿いにこのお地蔵様は安置されていて、道中の安全を祈願されていたことがうかがわれます。
ここから一旦ドライブウェイに戻り、つぎは「地獄谷石窟仏」へと向かいました。
ドライブウェイを500ḿほど南へ走ると、左側に「地獄谷石窟仏」の案内板があります。
そこにMULTIを停め、再び山林の奥へと独りで歩いて向かいました。
案内板には600mとありましたが、1000m以上はあるように遠く感じました。
日陰には雪が残っている寒~い山道の奥に、その仏様はありました。
ここも「春日山石窟仏」と同じく鳥小屋のような建物で覆われていて、金網越しに石仏を拝むことができます。
ここでも、なぜ<地獄谷>と呼ばれるところで仏様を彫ったのか、そもそもなぜここが<地獄谷>という恐ろしい名称で呼ばれるようになったのか、疑問は尽きません。
そうこうしているうちに、陽が傾き始めました。
こんな山中で日が暮れ真っ暗になると、ホンマに遭難してしまいそうです。
空想はほどほどにして、駐車場に戻り、ドライブウェイを南下しました。
高円山コース後半には、奈良盆地を見渡せる展望所がいくつかります。
この日は雲が広がる重い冬空でしたが、オレンジ色の空がわずかに見えるところでちょっと休憩し、ゲートが閉まる前にドライブウェイを後にしました。
今回のソロツー、MULTIで走っている時間より孤独を痛感しながら歩いている時間のほうが圧倒的に長かったです。
たまには、こういうツーリングも良しとしましょう。
《終わり》
2022年01月09日
こんばんは。ディライト奈良の西本です。
年末年始、皆様はどのように過ごされましたか?
私はいつもの休日と同様に、ソロツーリングを堪能してしまいました。
元日は、午前中に用事を済ませて午後からお出掛け。
数十年前に一度走っただけの、「奈良奥山ドライブウェイ」を走ってきました。
このドライブウェイは、北から順に
大仏殿北側から若草山までの「新若草山コース」、
世界遺産の春日山原始林の中を進む「奈良奥山コース」、
多くの万葉歌に詠まれた高円山を越える「高円山コース」の
3コースが連なる有料道路です。
「奈良奥山コース」は未舗装で南向きの一方通行。
全コースを縦断するには、「新若草山コース」7.4km⇒「奈良奥山コース」13.0km⇒
「高円山コース」10.6kmと進みます。
国道369号線の焼門前交差点を案内板通りに東へ進むと
ドライブウェイ入り口になります。
この先に料金所があり、走るコースを申告して料金を支払います。
3コース合計で二輪車は1,480円、通過するだけなら高く感じますが
沿線の景色と見所をしっかり堪能できれば相応の料金と思います。
若草山駐車場にバイクを停め、山頂付近を散策しました。
夕暮れに訪れると、奈良盆地の夜景を見ることができます。
若草山から先は南向き一方通行の未舗装路になります。
この先は世界遺産、春日山原始林の中を走ります。
観光バスも通るところなので道幅も広く、未舗装でも非常に走りやすいところでした。
ただハイキングルートでもあるので歩行者には十分な配慮が必要です。
コースの中ほどにある大原橋を左に入り、
その先の駐車場から歩いて約100m下ったところに
「鶯の滝」があります。
真冬の寒さと相まって、辺りは凜とした空気が漂っています。
誰もいない山中、孤独をひしひしと感じました。
「鶯の滝」から駐車場へ戻り、反対側の林へ延びる階段を登ると
「興福寺別院歓喜天」があります。
本殿建物は災害により崩壊、撤去されていました。
現在は鐘楼や鳥居などを残すのみの状態です。
「歓喜天」へ向う途中、林の中に「白竜神社」があります。
詳しい由緒はわかりませんが、それもまた魅力に思えました。
(その2)へ続く・・・。