2020年02月12日
Piacere.
ドゥカティ東名名古屋の根岸です。
今日、気になるニュースを見つけました。
埼玉県にあるバイクショップが、バイクのサブスクリプションサービスの実証実験を行っているそう。
言い換えれば、「バイクの定額乗り放題」。
ヤマハと提携して実施しているそうなのですが、サービス利用者はヤマハ製以外のバイクも選べるとのことです。
そしてこのサービスの狙いが、“潜在的なバイク需要の掘り起こし”。
ヤマハの調査によると、二輪免許保有者の約25%が
「二輪免許は取得したが、バイクを購入するのは金銭的に厳しい」
「買った後の維持管理を考えると手が出せない」
「バイクの免許はもっているけれど、教習車以外のバイクに乗ったことがない」
という人なのだそう。
こういった人たちにバイクをより身近なものとして感じてもらうため、月極というコストでバイクを提供しているのですね。
たしかに、自己所有だと必ず発生する経費(税金や消耗品代、車検代、駐車場代など)が不要なのは大きなメリットだと感じます。
こういうサービスをきっかけに、バイク乗りが増えてくれるとそれはそれは嬉しいことです。
個人的に、バイク開発・製造は日本の主要産業のひとつだと信じていて。
そうであるにもかかわらず、日本人はバイクに親しみをもっておらず、むしろ、バイクが疎ましく思われている風潮さえあります。
だから、どういう形であれ、そういう現状を変えていきたいと思うのです。
バイクは日本が誇るプロダクトであり、カルチャーなんだと。
この定額サービスは、バイク市場を盛り立てるひとつの方策として、必ずや機能してくれることでしょう。
まずは気軽にバイクに乗ってもらう。
次に“バイクでしか味わえない世界”を体感してもらう。
(間は割愛)
ドゥカティを買う。
このシナリオでいきましょう!