2020年02月10日
Piacere.
ドゥカティ東名名古屋の根岸です。
今日はパニガーレV2の話。
パニガーレV2には、排気量955ccの『スーパークアドロ』エンジンが搭載されています。
このエンジン自体は先代の959パニガーレと同じですが、新設計のインジェクターとエアインテークを組み合わせることで、959時代より馬力・トルクともに向上しています。
具体的には、馬力はプラス5psの155ps、トルクはプラス0.2kgmの10.6kgmです。
出力特性は、どちらかというと「回すと速い」タイプ。
というのも、有効なトルクバンドが5500rpm以上なんです。
5500rpmより上の回転数であれば、最大トルクの6割以上が常に発生している状態となります。
なので、たとえばサーキットでコーナー脱出時の加速をバッチリ決めたい場合は、回転数をある程度保つように意識するといいかもしれません。
V2は、959からスイングアームと外観が変わっただけのモデルと思われがちですが、詳しく観察すると、今日紹介したエンジンの性能も含め、いろいろな箇所がさりげなくアップデートされています。
他の変更点も、また後日ご紹介しますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
Arrivederci.
あ、V2のキャンペーンやっていますよ〜。