2019年11月22日
Piacere.
ドゥカティ東名名古屋の根岸です。
最近のバイクではほとんど見かけなくなりましたね、アナログ指針式のメーター。
今、こうやって見ると逆に新鮮に感じられます。
現在のメインストリームであるデジタル液晶メーターも高機能で素晴らしいのですが、アナログ式のレイアウトはやはり魅力的。
くすぐられるものがあります。
よく巷で聞くのが「アナログメーターのほうが直感的にわかりやすい」ということ。
「凝視しなくても針の指す位置で、大まかに速度やエンジン回転数を把握できる」と言う人もいます(ただ単に液晶メーターに慣れていないだけかもしれませんが)。
たしかに速度計なんかは、アナログ式の場合わざわざ焦点を合わせなくても、針の位置が視界に入るだけでだいたいの速度を認識できます。
液晶メーターだと速度は数字での表示のみなので、しっかりと見るというアクションをしなければなりません。
元MotoGPライダーのD・ペドロサもわかりやすいという理由から、タコメーターだけはアナログタイプを使い続けていたみたいですね。
あと、仕事でバイクを扱う身からすると、キーをオンにしなくてもオドメーターの距離がわかるのは手間が省けて便利(笑)。
私も久々に、アナログメーターの針がビュンビュンするところを見たくなりました。
ちなみにこのメーターの画像は、現在中古車として販売中の996Rのものです。
996Rも、このメーターといいハンドルポジションといい、“あの頃”感満点です。
かつて憧れた方、いかがですか。
現在当店にて展示中です。
ぜひ見に来てくださいね。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
Arrivederci.