2019年08月08日
Piacere.
ドゥカティ東名名古屋の根岸です。
8回目の8耐ダイジェストは、155周目、森選手の最後のスティントからです。
時刻は18時を過ぎ、コースを走るマシンの前照灯が鮮明になってきました。
森選手は相変わらず安定感のある走りで、淡々とラップを重ねていきます。
日中走り続け疲労も相当溜まっているでしょうが、それを観る側に感じさせない様子です。
あとは、不意のトラブルや事故に巻き込まれないよう祈るのみ。
8耐というのは、スタートから7時間は何も起きなくても、残りの1時間で突如いろいろなドラマが生まれるようなレースです。
そんな8耐なだけに、最後の最後まで気が抜けません。
森選手はだいたい2分21秒台のペースで手堅く走行を続けます。
気持ちとしては、「ここまで来てコケれるか!」という感じでしょうか。
トラブルなく22周を走りきり、最終スティントの奥田選手にバトンを繋ぎます。
これで、森選手の仕事が終わりました。
森選手、お疲れ様でした!
最初から最後までクレバーな走りを披露し、チームディライトのリズムをキープしてくれました。
あと、残り30分。
最後の最後です。
投光器で照らされたコースへ、奥田選手が出ていきました。
今日はここまで。
Arrivederci.