2019年08月08日

#61 レースダイジェスト【その8】

Piacere.


ドゥカティ東名名古屋の根岸です。


8回目の8耐ダイジェストは、155周目、森選手の最後のスティントからです。


時刻は18時を過ぎ、コースを走るマシンの前照灯が鮮明になってきました。


森選手は相変わらず安定感のある走りで、淡々とラップを重ねていきます。


日中走り続け疲労も相当溜まっているでしょうが、それを観る側に感じさせない様子です。


あとは、不意のトラブルや事故に巻き込まれないよう祈るのみ。




8耐というのは、スタートから7時間は何も起きなくても、残りの1時間で突如いろいろなドラマが生まれるようなレースです。


そんな8耐なだけに、最後の最後まで気が抜けません。


森選手はだいたい2分21秒台のペースで手堅く走行を続けます。


気持ちとしては、「ここまで来てコケれるか!」という感じでしょうか。




トラブルなく22周を走りきり、最終スティントの奥田選手にバトンを繋ぎます。


これで、森選手の仕事が終わりました。


森選手、お疲れ様でした!


最初から最後までクレバーな走りを披露し、チームディライトのリズムをキープしてくれました。




あと、残り30分。


最後の最後です。


投光器で照らされたコースへ、奥田選手が出ていきました。




今日はここまで。


Arrivederci.


 

#61 レースダイジェスト【その8】




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