2019年07月18日
Piacere.
ドゥカティ東名名古屋の根岸です。
現在、当店のショールームには、なんだかSBKがたくさん置いてあります。
もちろん、売約済み車であったり、下取り入荷したものもあったりで、すべてが販売中のバイクというわけではないのですが。
そしてその中に、1299パニガーレもあります(こちらは販売中)。
せっかくの機会なので、現行4気筒(パニガーレV4)と最後の2気筒SBK(1299パニガーレ)を比べてみようと思います。
正直、ありとあらゆる箇所が異なるのは明白なのですが、私が体感として気になった部分を取り上げます。
上:パニガーレV4S 下:1299パニガーレS
はい。コックピット周りです。
わかりやすいのが、燃料タンクの幅の違い。
やはりV4の方が、エンジンのシリンダー数が増えている分ややボリューミーになっていますね。
1299のタンクの後端は、1300ccのバイクとは思えないほどスリムです。
とはいってもその差は微々たるもので、逆にシリンダー数が倍なのに、2気筒モデルとそれほど変わらない幅を実現しているV4もスゴいと思います。
(ちなみにタンク容量は、V4が16ℓで1299が17ℓ)
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またがってみると、ハンドルグリップの位置(取り付け角度)の違いが印象的でした。
V4の方は、垂れ角も絞り角も大きめで、グリップを握ると姿勢がキュッとコンパクトに丸まるような感覚があります。
一方1299は、垂れ角も絞り角も小さく、どちらかというと水平(直線)に近い感じ。グリップを握る右手と左手の間の空間が広いといいますか、V4ほどコンパンクトな姿勢にはなりません。
この1299も含む1199世代のSBKは、歴代SBKの中でも、乗車姿勢が緩やかな方だと思います。
個人的には、よりかつてのレーサーレプリカマシンに近いV4のポジションの方が、シックリ来ますね(元NSR250R乗りです)。
他にもまだまだ差異はたくさんありますが、今回はここまでにしておきます。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
Arrivederci.