困ったことにレースまでにミッションの入荷が間に合わない。
そんなときに救いの手をさし伸ばしてくれたチームファンデーションの名越さん。
クロスミッションを貸していただきました。

最初「1098Rってめちゃくちゃ高い(価格が)なぁ〜」と思っていたがエンジンを開けたら理由がわかった。
構成パーツは【1098RS】とほぼ同じ。
内容考えたら車体¥4,725,000-は安いかも・・・。

エンジン担当
伊藤琢郎 (ディライト)

クロスミッションをお借りすることが出来たので
早速エンジンを下ろし始める伊藤。
全て1人で手際よくこなしてゆく。

ほぼエンジンが下りた状態。
スイングアームを外さないとエンジンが下りないのは
ドゥカティ独特。

エンジン台に載せてシリンダーから外していく、
今までにないくらいピストンが大きい。

ミッション交換なので全バラ。

驚いたクランク。
1098sとは全く別物だなぁと思っていたら、
1098RSと同じ軽症化されたクランク。

1098Rと刻印されているスペシャルクランク。
コンロッドはPANKL製のチタンコンロッド。

このボアに、この薄さのピストン。
コレで市販車だからドゥカティはすごい。

バルブもチタン製でDEL WEST製。
このメーカー知ってる人はビックリものです。

こちらがチームファンデーションの名越さんにお借りしたクロスミッション。
今回のチューニングはクロスミッションの交換のみです。

砂型のクランクケース。とてもレーシーです。