2000年以降のドゥカティはハイテク化によりDDSを使用して車両を診断したりさまざまな調節をしたりします。
タイミングベルトの調整や各部エラーの診断、バキュームテスター、燃料噴射の調整、アイドリング調整にも使用したりします。
このDDSがなければ整備できないのも同然ともいえるでしょう。

近年のドゥカティにはCPUが搭載され、インジェクションなどをコントロールしています。このCPUのおかげでパワーロスもなく効率よくエンジンを使うことができています。ただし注意しなければいけないのは、環境や使用によってセッティングを変更しなければいけないということです。
当然車両には各種センサーがついておりセッティングの補正も行いますが、最初の状態が正しくなければ意味がありません。
オートバイを調子よく保つために弊社では新車の状態からCoテスターとDDSを用いて正しいセッティングに再調整をしています。
特にマフラーを交換と同時にCPUを交換するケースが多いですが、このときも調整は必要です。セッティングが間違っていると…

@始動性が悪くなる
Aアイドリングが安定しない
B燃費が悪い
Cエンジンの吹けあがりが悪い

などの症状が現れます。
このような症状のままでは本来の力を発揮できないどころか、車両を傷めています。
CPUセッティングに関して気になる方はご相談ください。